クレジットカードの現金化という言葉を初めて聞いた人や、なんとなく知っているという人のために、詳しい仕組みや流れを紹介したいと思います。
しっかりと読んでいただき、納得して利用するようにしてくださいね。
クレジットカード現金化とは?
クレジットカードの現金化とは、使用しているクレジットカードのショッピング枠を利用して現金を手に入れる方法です。
ショッピング枠は通常、商品を購入するために利用しますが、そのショッピング枠をうまく活用することによって残高を現金に変えることができます。
キャッシングとどう違うの?
クレジットカードの現金化とキャッシングには、下記のような違いがあります。
キャッシングとは、クレジットカードを使ってお金を借りられる仕組みです。
審査 | ポイント | 欠点 | |
---|---|---|---|
クレジットカード現金化 | なし | ・クレジットカードがあれば誰でも現金化できる ・一括払いならカード会社への手数料なし |
利用規約違反になる |
キャッシング | あり | 利用規約に違反しない | 手数料が発生する |
キャッシングがお金を借りるのに対し、現金化はキャッシング枠ではなくショッピング枠を利用して現金を手に入れます。
つまりキャッシング枠がなくても、ショッピング枠に残高があれば誰でも行うことができます。
キャッシングには審査がありますが、現金化はカードを使って商品を購入するだけなので、すぐに行動を起こせるのも大きなメリットです。
いくらまで利用できるの?
クレジットカードのショッピング枠の残高によって利用できる金額は変わります。
30万円あれば30万円、50万円あれば50万円が上限になります。
しかし、現金化業者を利用する場合は手数料が発生するので、実際に手に入る現金はショッピング枠の60%~90%になります。
誰でも現金化できるの?
クレジットカード現金化は、有効期限内のクレジットカードを所有し、ショッピング枠に残高があれば誰でも利用することができます。
注意点として、デビットカードはクレジットカードと違い即時決済システムなので、現金化を行うことはできません。
他人のカードでも現金化できるの?
クレジットカードは基本的に契約者本人以外の使用が禁止されているため、他人のカードで現金化を行うことはできません。
他人のカードを利用しての現金化を防ぐために、業者を利用する場合も自分で行う場合も必ず現金化を行う過程で本人確認が求められます。
家族であっても例外ではなく、名義人ではないとわかれば現金化を行うことはできません。
トラブルに巻き込まれる心配はないか?
クレジットカードの現金化はあくまでカード会社が利用規約で禁止しているものであり、法律に違反しているわけではありません。
そのため、警察が介入したり逮捕されるようなリスクはほぼありません。
しかし、クレジットカードの金化でのトラブルは起きる可能性があり、過去にも悪徳業者を利用して詐欺にあったり、個人情報を悪用されるなどの事例もあります。
そのような事態を防ぐためには、利用する業者をしっかりと見極め、口コミなどで評判の良い業者を選択することが大切です。
クレジットカード現金化の詳しい仕組み
ここからは、クレジットカード現金化はどのような仕組みになっているのかを詳しく解説していきます。
クレジットカード現金化業者の換金方法は?
クレジットカードの現金化を行う業者は、換金方法によって大きく4つにわけられます。
- 買取方式
- キャッシュバック方式
- 買戻方式
- 直接購入方式
それぞれの換金方法を詳しく解説していきます。
買取方式
買取方式は三店方式とも呼ばれ、業者からクレジットカードを使って商品を購入し、その商品を業者がすぐに買い取って現金を入手できます。
購入後に業者がすぐに買い取るため実際に商品が手元に届くことはなく、オンライン上で完結します。
キャッシュバック方式
クレジットカード現金化で最も利用されるのがこのキャッシュバック方式です。
キャッシュバック方式はクレジットカードで業者から商品を購入し、特典としてキャッシュバックを受ける方法です。
手続きから振込までがとても速いので、すぐに現金が欲しいという人におすすめです。
買取方式と違い、購入した商品が自宅に届きます。
買戻方式
買戻方式は利用されることの少ない方法です。
業者から購入した商品を返すことによって、支払った金額が戻ってくるという仕組みになっています。
直接購入方式
買戻方式同様、あまり利用されませんが、業者からカードを使って現金を購入する方法です。
ネット上ではなく、店舗で現金化を行う際に利用されることがあります。
換金方法によって換金率(還元率)は変わるの?
クレジットカード現金化を行う際に、選択した換金方法によって換金率が変わることはありません。
しかし、利用する業者によって換金率が変わることは普通にあります。
現金化を行うときは方法よりも、どの業者を利用するかを優先して考えるようにすることが大事です。
クレジットカード現金化業者のおすすめは「ネット型」
クレジットカード現金化業者は、大きく分けて店舗型とネット型にわけられます。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
店舗型 | 現金が手渡し | 利用時間が限られる |
ネット型 | どこでも利用できる | スマートフォンが必要 |
おすすめはネット型の現金化業者です。
ネット型の現金業者は、わざわざ店舗まで出向く必要がなく、24時間365日いつでも対応してくれる業者がほとんどなのでおすすめです。
また、オンライン上で完結するので他人に知られるリスクがなく、安心して利用できるのも大きなメリットです。
クレジットカード現金化の流れ
クレジットカード現金化は簡単に5つのステップで完結します。
難しい手続きなどは一切ないので、気になるけど手を出していないという人は、現金化の流れを確認することで不安を解消できるでしょう。
クレジットカード現金化業者への申し込みから現金を手にするまでの流れ
まずは専門業者を使ったクレジットカード現金化の流れを確認していきます。
流れを知っておくことで、スムーズに現金化が行えるようになりますよ。
クレジットカード現金化に必要なもの
クレジットカード現金化には、以下の4点が必要です。
クレジットカード現金化に必要なもの
- クレジットカード
- 身分証明書
- 通帳(口座番号)
- スマートフォン
クレジットカードは、ショッピング枠に残高があることを確認しておきましょう。
身分証明書は写真付きのものが求められるケースもあるので、持っていない人は複数の書類を求められることもあります。
本人確認は電話で行われることも多いので、スマートフォンは必ず用意して対応するようにしましょう。
クレジットカード現金化業者を選択
まずは利用したい現金化業者を選択します。
異常に換金率の高い業者は危険なので、詐欺などのトラブルを回避するためにも、利用者が多く、評判の良い業者を選択するように気を付けてください。
申し込み手続き
利用する現金化業者が決まったら、さっそく申し込みです。。
申し込みはWebサイトから行うことができます。
申し込みフォームにて、名前や電話番号など必須項目を入力します。
本人確認
手続きをしてしばらく待っていると、入力した電話番号に業者から電話がかかってきます。
電話では大事な本人確認を行うので、しっかりと対応できる状態にしておきましょう。
商品の購入・決済
無事に本人確認が終了したら、Webサイトから商品を購入します。
決済に関しては、現金化業者の指定する方法を利用してください。
振込の確認
決済が完了すれば現金化の手続きは完了となり、指定した口座にお金が振り込まれているはずなので確認してください。
カード会社への支払いはどうなる?
現金化業者を利用して現金を手に入れた後は、請求日にカード会社へ支払いを行う必要があります。
カード会社や契約内容によって支払い方法は変わりますが、一般的には一括払い、分割払い、リボ払いになると思うので好きな方法を選択してください。
一括払い
一括払いはどのカードを利用していても利用することができ、ショッピング枠で利用した金額を請求日に一括で支払う支払い方法です。
手数料がかからないので、最も損をしない支払い方法です。
分割払い
分割払いとは、ショッピング枠で利用した金額を何回かに分けて支払う方法です。
支払いのたびに手数料がかかってしまいますが、一括で支払うことが難しい人にはおすすめの方法です。
分割できる回数と手数料はカード会社によって異なるので、確認してみてください。
リボ払い
リボ払いは、毎月一定の金額をカード会社に支払う方法で、分割払いと同じく手数料が発生します。
リボ払いは分割払いよりも手数料が高くなることが多いので、使い過ぎには注意が必要になります。
業者を利用せず自分で現金化はできるか?
現金化業者を利用せずに、自分でクレジットカードの現金化をすることは可能です。
クレジットカードのショッピング枠でブランド品や電化製品を購入し、買い取り業者に買い取ってもらえば現金化をすることができます。
しかし、いきなりカードを使って高額な商品を購入すると、自動検知システムによって怪しまれ、利用停止になるリスクもあるので注意してください。
24時間現金を入金してくれるのか?
土日祝日や、深夜などにもネット型の業者は利用できるのかというと、一概に利用できるとは言えません。
業者によって業務形態が様々なので、利用する際は必ず24時間365日対応してくれるのかを調べてから利用するようにしましょう。
何のためにクレジットカード現金化をするか?
クレジットカード持っていれば手軽に現金を入手できますが、カード会社の利用規約では禁止とされています。
ではなぜ、禁止されている現金化を行う人がいるのでしょうか?
主な目的としては以下の3つの理由が挙げられます。
現金化を利用する目的
- すぐに現金を手に入れるため
- キャッシング枠が使えない理由があるため
- 信用情報に記録を残したくないため
それぞれの目的を詳しく確認していきましょう。
すぐに現金を手に入れるため
クレジットカードを利用すると多くの商品やサービスの購入ができますが、生活をしている中で現金でしか支払えない場面も多く存在します。
例えば、結婚式の祝儀や葬儀の時のお金などは現金でしか支払うことができません。
口座に預金が少なく、まとまったお金を手に入れることが難しいという人は審査なしですぐに現金を手に入れることができます。
キャッシング枠が使えない理由があるため
手元にお金を用意できない人はキャッシング枠を利用し、お金を借りるという方法もありますが、すべての人が利用できるわけではありません。
お金を借りるには審査があるので時間かかかりますし、審査に落ちればキャッシングを利用することはできません。
そもそもキャッシングがないカードも存在します。
キャッシングが利用できないという人に対して、現金化は有効な手段といえるでしょう。
信用情報に傷をつけたくないため
信用情報とは、クレジットやローンに関する取引情報のことを指します。
その中身には、氏名や住所だけでなく、支払い状況や借金の残高などの情報もしっかりと記録されています。
そのため、支払いの遅延や延滞などの情報が記録されると信用情報に傷がつき、金融機関からの信用が落ちるので、借り入れができなくなることもあります。
そうなってしまうとクレジットカードの新規契約も難しくなります。
クレジットカード現金化はショッピング枠を利用するので、記録を残さずに現金を手にれることが可能です。
なぜカード会社は現金化を禁止しているのか?
カード会社がクレジットカードの現金化を利用規約で禁止している理由は「貸し倒れ」を防ぐのが大きな目的です。
「貸し倒れ」とは後払いの約束が果たされず損失になることをいいます。
クレジットカードを使って商品を購入した場合、その代金はカード会社が支払いを行うので、カード会社は一時的に利用者に対してお金を貸している状態になります。
つまり、貸し倒れが起こるとカード会社は代金の回収ができなくなり、損失を被ることになるので利用規約で現金化を禁止しています。
クレジットカード現金化はなぜバレるのか?
クレジットカードの現金化が発覚してしまう理由は、自動検知システムによって怪しい取引などをしていないかなどを常に監視されているためです。
このシステムに引っ掛かってしまうとカード会社から電話がきて、不正利用していないかの質問をされます。
電話での対応や回答内容によっては、利用停止になってしまうこともあるので現金化をしていないことを丁寧に説明するようにしましょう。
クレジットカード現金化に関するよくある質問
クレジットカード現金化を行う前に知っておきたい、疑問や質問を5つご紹介します。
クレジットカード現金化を行う際には、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- クレジットカード現金化を利用すると納税が必要ってホント?
- 業者を通したクレジットカード現金化では、ショッピング枠を使用することになるため「消費税」を納税することになります。
確定申告や難しい計算は必要ありません。
また商品の売買によるクレジットカード現金化を行った際に手に入る現金は、雑所得です。
雑所得は一定額を超えると確定申告が必要になります。
給与を得ている方は20万円、給与所得がない方は33万円を超えると納税が必要です。 - カード会社に現金化がバレるとどうなる?
- カード会社にクレジットカードを現金化していることがバレてしまうと、カードの利用を止められることがあります。
利用停止になるだけでなく、今後同じ会社でクレジットカードを作れなくなる可能性も高いです。
また、カードの支払い残高を一括請求されることも。
カード会社に現金化がバレることには、様々なデメリットが存在します。
日常生活に支障を来さないためにも、クレジットカード現金化はカード会社にバレにくい、専門業者を使うと良いでしょう。 - クレジットカード現金化で利用停止になりにくい方法はある?
- クレジットカードの利用停止を防ぐためには、カード会社に現金化を行っていることを知られないようにする必要があります。
換金率の高い商品の売買による現金化は、事例が多いことからカード会社にバレやすいです。
特に普段、換金率の高い商品を購入する方は要注意。
一方、現金化がバレにくい方法には専門業者の利用が挙げられます。
入手したい現金の額が多い方や、頻繁に現金化を行う予定がある方は専門業者を使ってクレジットカードの現金化を行いましょう。 - クレジットカード現金化に必要な時間は?
- クレジットカード現金化に必要な時間は、利用する手段によって異なります。
まず自分で現金化を行う場合は、1日〜1週間程度が目安。
数日単位で時間が必要なのは、商品を購入するための移動時間やお店の営業時間内に売買を行う必要があるためです。
特に通販で商品を購入し、現金化する場合には長い時間がかかります。
一方で現金化専門業者を利用する場合は、30分〜1時間程度で現金化ができることも。
すぐに現金を手に入れたい方は、現金化専門業者の利用をおすすめします。 - クレジットカード現金化は家族にバレない?
- 専門業者を使ったクレジットカード現金化はローンと違い審査がないため、家族にバレにくいと言えます。
また専門業者を利用した場合の多くは、利用明細に残る名前が業者の名前です。
購入した商品や利用場所がわかりにくく、家族にバレることは少ないでしょう。
自分で現金化を行った場合は、商品を購入した店舗の名前が利用明細に記載されます。
いずれにしても、利用明細から現金化を行っていることはバレにくいです。
家族のカードを利用した現金化は、バレてしまう可能性もあるためおすすめはできません。 - クレジットカード現金化はどこを利用すればいい?
- ンパクト、どんなときもクレジット、あんしんクレジットが特におすすめのクレジットカード現金化業者です。
クレジットカード現金化業者を利用しようにも数多くの業者が存在いますし、悪徳な業者もあると聞くので、どこを利用するのがいいのか迷ってしまうかと思います。
当サイトで紹介する優良業者を利用すれば安全に現金化することできますので、ご活用ください。
クレジットカード現金化優良店ランキング
クレジットカード現金化のまとめ
今回はクレジットカード現金化の仕組みや方法をご紹介しました。
クレジットカード現金化を行う際に抑えておきたいポイントは以下の通りです。
クレジットカード現金化のポイント
- カードがあれば誰でも現金化ができる
- 現金化は審査無しでお金を手に入れられる
- カード会社では利用規約で禁止している
- カード会社にバレると利用停止などのペナルティ
- 安全性が高いのはネット型業者の利用
クレジットカードの現金化を行う際は、カード会社に現金化したことをバレないように行わなければいけません。
自分一人で現金化を行うよりも、現金化業者を利用する方がリスクは低いので、初めて行う人は業者を利用し、まずは小額から始めるのがおすすめです。