家族名義のクレジットカードや家族カードで現金化はできるのか

家族名義のクレジットカードで現金化はできる?

調査員:Yoichi
クレジットカードの現金化を自分名義のクレジットカードではなく、家族名義のカードで検討している人のために解説します。
それだけは絶対にやめてください。
なぜやめてほしいのか、様々なリスクについて説明していきます。

「家族名義のクレジットカードを現金化で利用することは大きなリスクがある」ことをご存じでしょうか?

  • 「本当にお金がなくて、どうしても現金が欲しい」
  • 「クレジットカードを使って現金化したいが自分のカードがない」

という状況に陥り、家族名義のクレジットカードを現金化で利用することを検討していたりしませんか?

そこでこの記事では、家族名義でのクレジットカードの現金化を行った場合のリスクや起こりうることを分かりやすく解説していきます。

具体的には下記の順に進めていきます。

10分くらいで読めますし、家族名義でのクレジットカードの現金化がどれほど大きなリスクをはらんでいるか、仮に行った場合どのようなことが起こりうるのかが分かる可能性が高いので、ぜひご覧ください!

目次

家族名義のクレジットカードの現金化は可能か?

家族名義のクレジットカードの現金化は可能か?

クレジットカードの現金化は実際に行われており、違法ではありません。しかし、自分名義ではなく家族名義のカードで行うことは可能なのか、自分名義で行う場合と異なりどのようなリスクがあるのか解説していきます。

家族名義のカードと家族カードの違い

一見同じように感じる2つのカードですが、別物になります。

家族カード

家族の一人が名義人になっているクレジットカード会社から発行されたクレジットカードのことです。

名義は利用者本人となり、クレジットカード会社から、家族で必要な人数分のカードが発行されます。

現金化はすべての業者で可能なわけではありませんが、多くの会社で取り扱いが可能です。

家族名義のカード

自分ではない家族が名義人になっているクレジットカードのことです。

利用者本人の名義ではない為、クレジットカードの現金化が認められない場合もあります。

他人名義のクレジットカード不正利用の対策として、家族と言っても自分自身が名義人ではないカードの現金化を認めるとトラブルのもとになるからです。

現金化を家族名義のカード使用で行うリスク

家族名義のカードで現金化を行った場合のリスクを解説します。

家族にバレる

カードの使用は履歴として残ります。
引き落としの際に名義人が使用履歴を確認した場合、身に覚えのない使用履歴が残されていることになります。

その為、名義人に隠し通すことは不可能に近いです。
家族間の関係性悪化等さらなる大きなリスクを背負うことになります。

一例ではありますが、名義人がクレジットカードを妻に貸しており、妻が夫に内緒で現金化を行いカードの利用停止という事態を引き起こすということが少なからずあります。

家族の信用譲歩が傷つく

前提としてクレジットカードの現金化は違法でありませんが、カード会社の規約違反となります。

万が一現金化が発覚した場合、利用停止や強制解約という措置が取られます。

その場合、信用情報に傷がつき様々な審査を通過することが困難になります。
そのようなリスクはクレジットカードを勝手に使われた家族が背負うことになります。

名義人の了承を得ることや、本人確認不要の業者であれば現金化は可能です。

しかし、上記で開設したように取り返しがつかない可能性のあるリスクが存在していることを理解してください。
クレジットカードの現金化を行う場合は自分名義のカードで行うことをお勧めします。

家族名義のクレジットカードで現金化する時の注意点

家族名義のクレジットカードで現金化する時の注意点を2つご紹介いたします。
注意点を把握していないとトラブルに発展する可能性もあるため、しっかり内容を理解しておきましょう。

名義人の同意が必要になる

家族名義のクレジットカードで現金化する際には名義人の同意が必要です。
「黙っていればバレないのではないか」と思われる方も多いかと思いますが、クレジットカードは原則、本人以外の利用は認められていません。

名義人に現金化する旨を伝えず、支払いが滞ったり名義人以外の利用が発覚したりすると名義人の信用情報に傷が付くほか、強制解約の可能性もあります。

そのため、トラブル防止のためにも名義人に同意を得てから現金化しましょう。

現金化業者には本人確認があるので利用はできない

2回目以降の利用であれば本人確認の必要はありませんが、初めてクレジットカードの現金化業者を利用する際には本人確認が必要です。
不正利用を防ぐために、利用者と申込者が同一人物であるかの確認が行われます。

本人確認に必要なものは下記の5つです。

  • 身分証明書
  • 顔写真
  • クレジットカード情報
  • 銀行口座情報
  • スマートフォン情報(電話番号やメールアドレス)

このように厳重に本人確認が行われるため、現金化業者へ本人以外が申し込むことは不可能です。
どうしても家族名義のクレジットカードで現金化したい場合は事情を伝え、名義人に申し込みをしてもらいましょう。

家族カードで現金化する時の注意点

次に、家族カードで現金化する時の注意点を3つご紹介いたします。
こちらの注意点も家族にバレないよう現金化したいと考えている方にとって重要な内容です。

トラブル防止のためにも、しっかり注意点を理解しておいてください。

利用履歴は残るのでバレる家族に可能性が高い

ショッピングの利用履歴が残るのと同じく、現金化すると利用履歴に残るため家族にバレる可能性が高いです。
そのため、家族に内緒で現金化する際には利用履歴を見られないようにする必要があります。

普段から家計管理を家族と共有している場合は家族に内緒で現金化することは難しいため、トラブル防止のためにも現金化する旨を事前に相談しておきましょう。

限度額は本会員と共有になる

家族カードの場合、限度額は本会員と共有になります。
そのため、高額を現金化すると本会員側も限度額に達してしまい、買い物ができず家族にバレてしまう可能性が高いです。

また、本会員側が大きな買い物をしている場合、その月の現金化できる金額には限りがあります。
場合によっては希望の金額を現金化できない可能性もあるため、限度額と利用済みの金額を事前に確認しておきましょう。

現金化が発覚するとすべてのクレジットカードが使えなくなる危険性も

そもそも、クレジットカードは商品やサービスを購入するためのもののため、クレジットカード会社では現金化を禁止しています。

それにより、現金化が発覚すると規約違反となり、すべてのクレジットカードが使えなくなる危険性があるため注意が必要です。

規約違反となりクレジットカードが使えなくなると会員の情報が信用機関に登録され、信用情報に傷が付いてしまいます。
そうすると大きな買い物をする際にローンが組めなくなってしまう可能性が高いため、危険性を理解しておきましょう。

家族カード・家族名義でクレジットカード現金化する方法

それでは、家族カード・家族名義でクレジットカードを現金化する方法をご紹介いたします。
方法は2通りありますので、ご自身が行いやすい方法を選択してください。

業者にお願いせず自分で商品を売買する方法

1つ目は、業者にお願いせずクレジットカードで換金率の高い商品を購入し、買取業者やフリマアプリで商品を売って現金化する方法です。

ただし、購入する商品によっては定価よりも低い価格での買取になる可能性があります。

そのため、損をしては困る方や商品に知識がない方にはあまりおすすめできません。
「定価より低い価格でもいいから一時的にどうしても現金が必要」「バイヤーの知識がある」という方のみ挑戦してみてください。

クレジットカード現金化業者を使う方法(家族名義ではNG)

2つ目は、クレジットカードの現金化業者を使う方法です。取引の流れは下記のようになります。

  1. 現金化業者へ申し込みをする
  2. 指定された商品をクレジットカードで購入する
  3. 商品を業者へ発送する
  4. 業者から口座へ振り込み
  5. クレジットカード会社から請求がくる

このように、現金化業者を使う方法では業者が提示する流れの作業を行うだけですので、誰も簡単に現金化が可能です。
ですが、なかには悪徳業者に捕まりトラブルに発展する事例もあるため、業者選びは慎重に行いましょう。

クレジットカード現金化家族名義でよくある質問

クレジットカード現金化家族名義でよくある質問

クレジットカード現金化に年収は関係ありますか?
ありません。必要なのはクレジットカードのショッピング枠です。その為、パートやアルバイト、無職の方でも申し込み可能です。
本人確認には何が必要ですか?
本人確認では顔つきの身分証明書が必要になります。使用できるのは運転免許証、パスポート、マイナンバーカード等になります。名義人と申込人が同一人物か確認するため必須になります。
家族名義のクレジットカードで現金化を行うことは可能ですか?
いいえ、できません。申し込み時に本人確認が必要なためです。仮に何らかの手段で出来たとしても後々大きなトラブルになる可能性が高いです。

クレジットカード現金化家族名義のまとめ

クレジットカード現金化家族名義のまとめ

このページでは家族名義のクレジットカードでの現金化が可能であるのか、そのリスクや違法性の説明、本人名義で現金化を行う場合のおすすめ現金化業者の紹介をしてきました。

他人名義のクレジットカードの現金化、使用は違法であるため必ず自分名義のクレジットカードを利用しましょう。

今回の重要ポイント

  • 家族カードと家族名義のカードの違い
  • 他人名義(家族名義)のクレジットカードの現金化、利用は違法
  • クレジットカードの現金化を行う場合は本人名義のカードを使用する

家族とであっても、他人名義のクレジットカードの現金化や利用は違法であり、刑事責任を問われる可能性があることがあります。

刑事罰を受けるだけでなく親しい人や周囲からの信用を失う行為であることを理解してください。

クレジットカードの現金化を行う場合は必ず自分名義のクレジットカードで行うことが必須です。
家族名義でのクレジットカード現金化を検討している人はこのページを参考に、考え直してくださいね。

この記事を書いた人

リサイクルショップ経営。
多趣味で好奇心が旺盛であるためか、中年なのに年齢より若く見られます。
最近は趣味と付き合いで出費がかさんでいくばかり。
本業で長年培った知識をもとに副業がてらライター業も行っています。
不用品を売って現金を得ることは手っ取り早く確実な方法です。
ちょっとしたコツで高く売るポイントを解説します。

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