クレジットカードの現金化をおこなっていて、カードが利用停止になることがあります。
今の時代、クレカは必須アイテムなので、利用停止は非常事態です。
この記事では、クレジットカードが利用停止になる主な原因や対処法について詳しく解説します。
さらに、利用停止になりにくいクレジットカード現金化の方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください!
クレジットカード現金化絡みで利用停止になる主な原因4選
クレジットカード現金化絡みで利用停止になる原因には、どんなものがあるのでしょうか。
利用が停止される主な原因は以下の4つです。
では、一つひとつ解説しましょう。
換金率の高い商品を何度も購入した
換金率の高い商品を何度も繰り返し購入すると、クレジットカード会社から現金化を怪しまれて利用停止の原因になります。
換金率の高い商品で特に疑われやすいのは、高級ブランド品や高価な家電などです。
高価な品だからこそカードで支払うのは当然だといえますが、1~2度ならともかく何度も繰り返し購入すると、現金化を疑われます。
また、高価な品を複数個まとめて購入するのも、現金化を疑われて利用停止につながるリスクが高いので気を付けましょう。
ギフト券などを高額購入した
Amazonや信販会社のギフト券、新幹線の回数券などを高額購入するのも、クレジットカードの利用停止につながりやすいです。
なぜなら、これらのギフト券や回数券は特にクレジットカード会社のチェックが厳しくなっているからです。
通常利用では高額購入になるほど大量に買うことはありえないため、カード会社のチェックに引っかかる確率が高いといえます。
購入履歴が不自然になった
クレジットカードのキャッシング枠を一気に使い切る、1つのお店で何度も高額決済をくりかえすなど、購入履歴が不自然になるとクレジットカード会社から怪しまれます。
「キャッシング枠が残り少なくなると来月の購入に回す」「買い物はいろんなお店で行う」のが普通だからです。
現金化目的で家電を買う場合で例えると、1か月で2回もレコーダーを買うのはすごく不自然です。
このような不自然な購入履歴があると、現金化をしているのではないかと怪しまれるため注意しましょう。
支払いの滞納を繰り返した
支払いの滞納を繰り返すのも現金化を疑われる原因になります。
たまにうっかりして支払いが遅れてしまうことは、誰にもあるでしょう。
しかし、頻繁に繰り返すと「お金がないからだ」と思われるのは当然です。
支払いの遅延が多くなると、カード会社が購入履歴を確認にすることがあります。
そこから現金化ぽい行動がバレてしまうこともあるんです。
また、お金が無いとクレジットカードを現金化しているのでは?とマークされる可能性もあるため、カード会社に怪しまれる原因になります。
カード会社が現金化を禁止している理由
では、そもそも何故クレジットカード会社は現金化目的の利用を禁止しているのでしょうか?
それはクレジットカードの現金化が、ショッピング枠を利用してしまうからです。
キャッシング枠は、金利が高い借り入れでも、その人が返済可能な金額か事前審査して、利用可能額が決定されています。
でもショッピング枠はキャッシング枠と違って、キャッシング枠ほど厳しい審査は行われていません。
そのため、利用可能金額が大きいショッピング枠で現金を作られてしまうと、その分の金額を支払いできない可能性が高くなってしまうためです。
利用者を守るのではなく、カード会社の貸し倒れリスクを避けるために、ショッピング枠の現金化を禁じているのです。
クレジットカードが利用停止になる流れ
ここまで、クレジットカードの現金化絡みでカードが利用停止になる原因についてお話しました。
しかし、クレジットカードの現金化が疑われるとすぐに利用停止になってしまうわけではありません。
クレジットカードが利用停止になるまでには、以下4段階の流れがあります。
- カード会社が不自然な利用履歴を見つける
- 不正な利用を防止するために一時的にカードが使えなくなる
- カード会社から利用実態確認の電話が入る
- 現金化目的での利用が確定するとカードが利用停止となる
4現金化目的での利用が確定するとカードが利用停止となる
では、流れにそって見ていきましょう。
1.カード会社が不自然な利用履歴を見つける
まず1番目は、カード会社のシステムが不自然な利用履歴を見つけることから始まります。
カード会社は「不正検知システム」を使って、会員のカード利用を24時間365日体制で監視しているのです。
- 急に高額な商品を購入した
- ギフト券などを大量購入した
- 同じお店で繰り返し利用した
以上のような不自然な利用履歴をシステムが発見するのが、カードが利用停止になるまでの第一段階です。
2.不正な利用を防止するために一時的にカードが使えなくなる
不自然な利用履歴をシステムが発見すると、第三者による不正利用などを防止するために一時的にカードの利用が停止されます。
この時点ではあくまでも不正防止のためなので、クレジットカードの現金化が発覚したというわけではありません。
3.カード会社から利用実態確認の電話が入る
カードの利用が一時的に止まった後、カード会社から利用実態確認のための電話が入り、不自然な利用があった際の状況などを詳しく質問されます。
4.現金化目的での利用が確定するとカードが利用停止となる
カード会社からの電話確認によってクレジットのカード現金化があったと確定されると、カードが利用停止になります。
さらに、何度も不自然な利用を繰り返した場合、利用実態の確認電話なしでカードの利用が停止される場合もあるので気を付けてください。
クレジットカード現金化が原因で利用停止になると一括返済を求められる
クレジットカードの現金化が原因で利用停止になった場合、単に利用が停止されるだけではありません。
現在の利用残高の一括返済を求められるため、残高の額によっては非常に苦しい状況に追い込まれるでしょう。
また、ローン払いやリボ払いの残高まで一括請求されるケースもあるため、注意が必要です。
一括返済の請求が届いた場合、最も大切なのは無視しないことです。
支払いの意思がないと見なされると、差し押さえになるケースもあります。
たとえすぐに支払うことが不可能であっても、支払いの意思があることを必ず伝えるようにしましょう。
クレジットカード現金化が原因で利用停止になった人の体験談
ここからは実際にクレジットカードが利用停止となってしまった方の体験談を見ていきましょう。
カード停止体験談
給料日前にどうしても現金が足りなかったので困っていると、街中で「カードでお金」という看板を見かけました。 藁にもすがる思いで利用したところ悪徳現金化業者にあたってしまい、クレジットカード会社に現金化がばれ、そのままクレジットカードの利用停止の措置が取られてしまいました。 |
現金化目的で定期的に換金性の高いものを購入していたところ、それを怪しく思ったからクレジットカード会社から連絡が来てしまいました。 いきなりの電話連絡にしどろもどろになってしまい、うまく言い訳ができず、該当商品の購入は現金化目的であったと断定されてクレジットカードの利用停止の措置が取られてしまいました。 |
自分でクレジットカードの現金化をしようと調べてみると、新幹線の回数券が換金率のいいものとして紹介されていました。 早速やってみようと思い、そのまま何回か続けていると「新幹線のチケットを高頻度で大量に買っているのは現金化の疑いがある」という理由でクレジットカードの利用停止措置が取られてしまいました。 後日知恵袋でこのことを相談したところ、専門の現金化業者に依頼しておけば今回のようなことにはならなかったと知って大変後悔しました。 |
クレジットカード現金化で利用停止になった時の対処法
次に、クレジットカードの現金化が原因で利用停止になった時の対処法を解説します。
対処法は以下の3つです。
では、一つひとつ解説しましょう。
カード会社からかかってくる電話には対応する
最も大切なのは、カード会社からの電話を無視しないことです。
電話に出ないとカードのセキュリティロックが解除されないため、いつまでたっても利用できません。
また、電話に対応しないことでカード会社に怪しまれる可能性も高くなります。
電話がくる時点では、カード会社も現金化を怪しんでいるわけではありません。
現金化目的とは言わずに別の購入理由を伝える
カード会社からの電話に対して「現金化目的」だと言ってはいけません。
別の購入理由があったと伝えることがポイントです。
カード会社が電話をかける第一の目的は「第三者による不正利用がなかったか」を確認することにあります。
「カードを利用したのは本人ですか?」と聞かれたら「私が利用しました」と答えましょう。
購入理由については、利用状況のケースによって色々な答え方が考えられます。
たとえば、高額な商品であれば「プレゼントとして購入した」、同じ商品をいくつか買ったのであれば「実家用と自分用に購入した」などです。
それぞれの利用状況に応じて、ふさわしい説明を考えておくことが大切です。
また、そもそも「突然高額な商品を購入する」「同じ物を何個も買う」など、カード会社に怪しまれるような利用は避けるようにしましょう。
1度怪しまれたらしばらくは現金化を控える
クレジットカードの不正利用を1度怪しまれたら、しばらくは現金化を控えるようにしましょう。
1度怪しまれたカードは、しばらくは監視システムからも注目されているからです。
換金率の高い買い物をしたり、クレジットカード現金化業者が指定するネットショップなどで購入したりすると、カードが利用停止になる可能性もあります。
クレジットカードの現金化はしばらく控えて、あまりチェックの厳しくない中小の金融業者を利用するなどしてお金を調達するようにしましょう。
利用停止になりにくいクレジットカード現金化の方法
利用停止になった時の対処法を考えるよりも、利用停止にならないことが一番です。
ここでは、クレジットカードが利用停止になりにくい現金化の方法を紹介します。
方法は以下の3つです。
では、一つひとつ見ていきましょう。
詐欺行為のない現金化優良店を使う
クレジットカード現金化で利用停止にならないためには、詐欺行為のない現金化優良店を使うことが大切です。
現金化業者の中には詐欺行為を行う悪質業者も存在します。
もし悪質業者を利用した場合、業者の詐欺行為が警察に発覚すると、カード現金化を行った利用者も詐欺に問われる可能性あります。
なぜなら、クレジットカード会社は現金化を規約で禁止しているため、規約違反は詐欺行為のひとつとして訴えられる可能性があるからです。
カード現金化の悪質業者を利用すると、入金されない上にカードは利用停止となり、しかも詐欺行為で訴えられるという最悪のケースもありえるでしょう。
クレジットカード現金化業者を選ぶ際は、長く続いている優良店で、カード事故ゼロの業者を利用することが大切です。
換金率が高い商品の高額購入・連続購入は避ける
先ほども説明しましたが、換金率の高い商品の高額購入や連続購入は、カード会社の不正検知システムにチェックされて利用停止につながるリスクがあります。
また、普段はクレジットカードを使用しない人が突然高額商品を購入すると怪しまれる危険性があるため、日常の買い物からカード払いを利用することも必要です。
さらに、頻繁に支払いが遅れたりキャッシング枠を使い切ったりすることも怪しまれる原因になるので、普段から健全なカードの使用履歴を作っておきましょう。
購入する前にカード会社に連絡をする
高額決済を行う前にカード会社へ事前連絡をするのも、利用停止になりにくい方法のひとつだといえます。
あらかじめカード会社に連絡を入れて、商品価格や購入理由を説明して承諾を取っておけば、後から心配する必要がありません。
購入前にカード会社の承諾を取っておくことは、安心してカード決済をするための良い方法です。
クレジットカード現金化が原因で利用停止になっても焦らないように!
クレジットカードの現金化が原因で利用停止になっても、焦らないことが肝心です。
カード会社は現金化だけを疑っているわけではないため「何のために購入したか」をきちんと説明できれば疑いを晴らすことができます。
また、クレジットカードの現金化をおこなう際は優良店を選ぶことも大切です。
前述したような悪質業者も少数ながら存在しているため、長く運営していて信用できる、事故ゼロの老舗優良業者を利用しましょう。