クレジットカード現金化とは?仕組みや流れを詳しく解説!

クレジットカード現金化とは?仕組みや流れを詳しく解説

急な資金調達手段の一つに、クレジットカード現金化があります。
これは、クレジットカードのショッピング枠(お買い物用の限度額)を、現金に換える裏技的手法であります。

現金化手段は大きく3つ。

  • 専門業者を使う
  • 自分で現金化する
  • AmazonやAppleギフト券などのデジタルギフト券を使う

があり、それぞれには特徴や注意点があります。

「今日中に資金が欲しい」
「キャッシングは使えない」
そんな緊急時でも失敗しない選択ができるよう、このページでクレジットカード現金化の仕組みを確認しましょう。

クレジットカード現金化の全体像を掴み、安全に活用するポイントを確認してください。

運営者

このページの筆者:平山金一

目次

クレジットカード現金化とは?仕組みをわかりやすく解説

クレジットカード現金化の詳しい仕組み

クレジットカード現金化とは、ショッピング枠を使って一度「モノ」や「電子ギフト券」を購入し、それを売却して現金を受け取る資金調達方法です。

例えば換金性のあるアイテムを、5万円分購入してすぐに中古品買取店へ売却すれば、すぐ現金が手に入りますよね。

キャッシングとは異なり「借り入れ」ではなく、通常のお買い物によって現金を得る点が大きな違いです。
では詳しく説明していきます。

クレジットカード現金化の仕組み

「クレジットカード現金化」の多くは、専門業者を使った現金化方法になります。

そして現金化業者が行う現金化の仕組みは、一つではなく、次の4つの換金方法を行っています。

これら換金方法によって換金率が変わることはありません。
しかし、利用する業者によって換金率が変わることは普通にあります。
利用する業者が独自に定める換金率が、その業者の「儲け」になっています。

現金化を行うときは「○○方式」を気にするよりも、どの業者を利用するかが重要になります。

それぞれの換金方法を詳しく解説します。

買取方式

クレジットカード現金化業者の多くが採用する、換金方法です。

買取方式は三店方式とも呼ばれ、業者からクレジットカードを使って商品を購入し、その商品を業者がすぐに買い取って現金を入手できます。
利用者はクレジットカードで、業者が指定する換金性の高い商品を購入し、売却する形になります。

購入後に業者がすぐに買い取るため実際に商品が手元に届くことはなく、オンライン上で完結します。

また古物営業法に基づき本人確認が必須となります。

キャッシュバック方式

こちらもクレジットカード現金化業者の多くが採用する、換金方法です。
キャッシュバック方式はクレジットカードで業者から商品を購入し、特典としてキャッシュバックを受ける方法です。

スマホを新規契約で「〇万円キャッシュバック」のキャンペーンを見かけることがありますが、それと同様の手法です。

業者が用意した物品やサービス、デジタル商品を利用者がクレジットカードで購入し、その購入特典として現金を受け取る方法です。

買取方式と違い、購入した商品が自宅に届きます。
多くはあまり価値がないアイテムの購入になっています。

買戻方式

買戻方式は利用されることの少ない方法です。
業者から購入した商品を返すことによって、支払った金額が戻ってくるという仕組みになっています。

直接購入方式

買戻方式同様、あまり利用されませんが、業者からカードを使って現金を購入する方法です。
ネット上ではなく、店舗で現金化を行う際に利用されることがあります。

クレジットカード現金化業者のおすすめは「ネット型」

現金化業者は主に、ネット型と店舗型に分かれ、主流はネット型です。
利用者は全国どこにいても、ネットを通じて現金化が行える利便性があります。

メリット デメリット
店舗型 現金が手渡し 利用時間が限られる
ネット型 どこでも利用できる スマートフォンが必要

おすすめはネット型の現金化業者です。

ネット型の現金業者は、わざわざ店舗まで出向く必要がなく、24時間365日いつでも・どこにいても申し込みが可能。

また、オンライン上で完結するので他人に知られるリスクがなく、安心して利用できるのも大きなメリットです。

現金化が利用される主な理由

何のためにクレジットカード現金化をするか

すぐに現金を手に入れるため

急な医療費・家賃・冠婚葬祭、どうしても外せないデートや飲み会など、「今日中に現金が必要」という場面があります。
例えば入院費の前払いで 20 万円が必要になったとき、現金化で即日資金を用意できます。

キャッシング枠が使えないため

総量規制の上限に達している、またはカード発行から半年以内でキャッシング機能が付帯していない場合に利用されます。例えば副業収入が不安定で追加審査に通らなかったケースです。

信用情報に傷をつけたくないため

住宅ローンなど大きな審査を控えており、新たな借入記録を残したくない方が選ぶ場合があります。現金化はショッピング利用として計上されるため、返済遅延さえなければスコアへの影響を抑えられます。

審査に落ちたがショッピング枠は残っている

カードローンや後払いアプリの審査に落ちたものの、カードのショッピング枠が残っているときの選択肢です。例えば 50 万円の枠を活用して急場をしのぐケースがあります。

副業・投資の軍資金確保

暗号資産や株式の急騰タイミングを逃さないよう即資金が欲しい場合や、転売ビジネスの仕入れ資金に充てる目的でも利用されます。

現金化の3つの方法を徹底比較

クレジットカード現金化は主に、次の3つの手段があります。

  • 専門業者
  • 自分で現金化
  • 電子ギフト券

それぞれ換金率や手間、安全性が大きく異なります。
まずは下表で特徴を確認し、自分に合った方法を見つけてください。

方法 メリット デメリット 向いている人
専門業者 最短当日振込。手続きがシンプル 悪質業者に遭うリスクあり 今日中に資金が必要な人
自分で現金化 「限定品」など、運が良ければ購入額以上で売却できることも 店舗に行く、梱包発送があるなど、手間が大 時間に余裕がありコスト重視の人
電子ギフト券 ネット完結。千円単位の少額OK 悪質業者リスク、ギフト券を用意する手間 小口で非対面取引を望む人

現金化専門業者の特徴

現金化専門業者サイトから申し込み、カードで指定商品を決済すると最短数十分で振込が完了します。

例えば、現金化優良店では、本人確認書類と振込先口座を提出するだけで手続きが終わります。

入金スピードが最大の魅力ですが、手数料込みの実質換金率は70%〜80%程度です。

業者を選ぶ際は、会社所在地と固定電話番号が公開されているか、確認してください。
悪質業者の場合は、所在地や電話番号が不明になっていることがあります。

自分で現金化の特徴

自分で現金化する場合は、
クレジットカードのショッピング枠でブランド品や電化製品を購入し、街の中古品買い取り店で売却すれば、現金化をすることができます。
またはフリマアプリで売却する方法もあります。

品薄人気商品や限定品などの目利きができれば、運が良ければ購入額以上で売却も可能。

ただし、フリマアプリでは送料負担や値下げ交渉が発生し、梱包発送の手間も無視できません。
そして入金は購入者の受取評価後となるため、急ぎ資金を得たい場合は不便な方法です。

普段クレジットカードで高額商品を買わない人が、いきなり高額で換金性のある商品を買うと、自動検知システムによって怪しまれ、場合によっては利用停止になるリスクもあるので注意してください。

電子ギフト券で現金化する特徴

クレジットカードで電子ギフト券を購入し、ギフト券コードを専用のギフト券買取サイトへ送信すると、現金化できます。
現在多数の電子ギフト券がありますが、換金率が高いAmazonギフトカード、Appleギフトカードがおすすめです。

例えばAmazonギフト券Eメールタイプを1万円分購入し、換金率が80%で売却すると、8000円が振り込まれます。

オンラインで完結するので、いつでもどこでも、スマホだけで手続きが可能。

一方、悪質業者の存在もあり、現金化手続きをしたのにお金が振り込まれないというトラブルも聞かれます。
被害を防ぐには、運営歴の長い買取サイトを選ぶ、初めはテスト的に少額で申し込む、などで信頼度を確かめましょう。

そしてよく聞かれる失敗談に、Amazonギフトカード(またはAppleギフトカード)を購入後、自分のアカウントに「チャージ」してしまい、現金化ができない失敗もあるので注意してください。

現金化専門業者を使ったクレジットカード現金化の流れ

クレジットカード現金化の流れ

専門業者を利用すれば申し込みから入金まで最短当日で完了します。

クレジットカード現金化には、以下の4点が必要です。

クレジットカード現金化に必要なもの

  • クレジットカード
  • 身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)
  • 口座番号(通帳で確認)
  • スマートフォン

では現金化業者を使った、現金調達までの流れを解説します。

STEP1:現金化業者選び

まずは実績のある業者を選定します。

下記チェック項目を多く満たす業者であれば、トラブルを避けやすくなります。

  • 運営歴が5年以上
  • 公式サイトに会社所在地固定電話番号が記載されている
  • 古物商許可番号を明示している
  • 振込手数料や換金率が申込前に公開されている
  • 口コミが複数年分残っており悪評が少ない
  • 初回の確認として、1万円など少額で申し込みが可能

気になった業者の公式サイトを複数見比べて、一番安心感がある業者を選べばOK。

STEP2:現金化の申し込み

業者を選んだら、申し込みフォームに名前や電話番号、振込先口座など必要事項を記入し、本人確認書類を提出します。

利用者側のカード不正利用を防止するため、本人確認は必須となっています。
もし利用者が不正取得したカードを使って、現金化の受付をしてしまうと大きなトラブルになってしまうため、古物営業法に基づいて本人確認を行う事になってます。

街の中古品買取店でも、盗品ではなかの確認のため、法律に基づいて免許証などで本人確認を行っています。
もし本人確認を拒否するのなら、ネットの現金化業者も、街の中古品買取店でも、現金化を行うことはできません。

STEP3:指定商品の購入

業者の案内に従い、クレジットカードで指定商品を購入します。
買取方式なら、換金性の高い商品を選ぶケースが一般的です。

決済金額に間違いがないか、必ず確認してください。
ご自分のカード利用枠の残高にも注意し、一括払い・分割払い・リボ払いのどれで行うかを決めましょう。

STEP4:業者による入金

カード決済が確認されると、買取方式の場合は業者が商品を買い取り、入金されます。
キャッシュバック方式なら、購入した商品が利用者に発送され、「特典」としての現金が入金されます。

多くの業者は決済情報を確認したあと、最短30分から~数時間程度で振込を行います。

例えば午前中に申し込めば当日の銀行営業内に入金されるケースもあります。
入金額が、事前に業者サイトで確認した見積もり額と一致しているか、チェックしましょう。

ネットバンクを使うと、スマホからすぐ入金が確認できるので便利です。

STEP4:クレジットカード代金の支払い

通常のクレジットカードでのお買い物と一緒ですので、カード会社の引き落とし日までに、口座に代金を用意しておきましょう。

リボ払いや分割払いを選ぶと手数料負担が増えるため注意が必要です。
例えば、翌月一括で返済できる額だけ現金化するのが、安全な利用方法です。

支払い遅延が発生すると、カード利用停止や信用情報への傷につながるため、入金スケジュールを厳守してください。

電子ギフト券を使った現金化のやり方

事前にクレジットカードで電子ギフト券を購入し、そのコードを買取サイトへ転売すると、早ければ即日で現金を受け取れます。

例えば、AmazonギフトカードEメールタイプを、Amazon公式サイトで3万円分購入し、専用サイトで売却をします。

買取業者の確認が取れ次第、換金率に基づいた金額が、あなたの銀行口座へ振り込まれます。

電子ギフト券は複数あり、どれでも現金化は可能ですが、換金率の高いAmazonやAppleギフトカードがおすすめです。

電子ギフト券の現金化には、以下の4点が必要です。

必要なもの

  • 買取業者が対応する電子ギフト券
  • 身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)
  • 口座番号(通帳で確認)
  • スマートフォン

もし事前に電子ギフト券を入手していたならば(誰かからもらった、以前購入し未使用のまま)、クレジットカードは不要です。

以下で仕組みと手順を確認し安全に活用してください。

電子ギフト券での現金化手順

電子ギフト券は複数ありますが、ここでは仮にAmazonギフトカードで解説します。

  1. 事前にギフト券を持っていなければ、Amazon公式サイトからAmazonギフトカードをクレジットカードで購入します。
    Eメールタイプすぐ入手出来るのでおすすめ。
  2. Eメールで届いたギフトコードを、買取サイトのフォームに貼り付け、本人確認画像をアップロードします。
  3. 買取サイト側が、ギフト券残高を確認(未使用であるかチェック)します。
  4. 有効なギフト券と確認ができ次第、あなたの口座に買取金額の振り込みを行います。早ければ最短30程度で入金されます。
  5. クレジットカードでギフト券を購入した場合は、カード会社の引き落とし日までに、購入代金分を口座に入金しておきましょう。

良くある間違いが、ギフトコードの送信エラー。
アルファベットの「O(オー)」と数字の「0(ゼロ)」、アルファベット「I(アイ)」と数字の「1(イチ)」など、間違いやすい文字があります。
手入力するとミスが起きやすいので、Eメールタイプならコピペで入力すると、トラブルを防げます。

電子ギフト券現金化のメリット・デメリット

項目 内容
メリット ネット完結で来店不要。千円単位の少額から利用できる。振込が概ね30分以内と速い。
デメリット 事前にギフト券を用意する手間がかかる。
悪質業者も存在し、詐欺被害に注意が必要。
カード会社に大量購入を疑われやすい。
向いている人 対面取引を避けたい。少額で試したい。すでにギフト券を持っている。

例えば今月の携帯料金が足りず、1万円だけ現金が欲しい場合でも、電子ギフト券現金化ならEメールタイプを購入して即現金化できます。

自分でクレジットカード現金化をするやり方と注意点

自分でクレジットカード現金化する方法は、手数料を抑えて換金率を高められる可能性がある反面、手間とトラブルリスクが大きくなります。

自分で現金化には、以下の2点が必要です。

必要なもの

  • クレジットカード
  • 身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)

選ぶアイテムは、誰もが欲しがる換金性の高いアイテムを選んでください。
たとえ高額商品でも、他人が欲しがらないアイテムでは、高額売却は望めません。

以下で代表的な2つの売却先、街の中古品買取店、オークションやフリマアプリでの現金化の流れをご紹介します。

街の中古品買取店で売却する流れ

  1. クレジットカードで換金性の高い商品(例:ブランド品、スマホ、人気ゲーム機)を購入
  2. 中古品買取店に行き、買取査定に出す
    ※本人確認が古物営業法で義務づけられているため、運転免許証やマイナンバーなどが必要です。
  3. 買取店による査定金額の提示
    →承諾すればそのまま売却・現金入手
  4. 想定より低い買取金額なら、複数の店舗を回り、少しでも高い店舗で売却すれば換金率が向上します。
    ただしその分の手間、時間、移動費などが発生。
  5. カード会社の引き落とし日までに、購入代金分を口座に入金

注意点として、同じ商品を短期間に大量持ち込むと、転売や盗品を疑われ、買取拒否される例があります。

できるだけ高額買取してもらうためには、新品未開封の商品であること。
箱のキズで減額されるためキレイな状態を維持してください。

ネットオークション・フリマアプリで売る場合の流れ

  • クレジットカードで換金性の高い商品を購入
  • 購入したアイテムを、オークションまたはフリマアプリに出品
    ※アカウントが無い場合は、新規登録が必要
  • 購入者と価格や発送方法の交渉を行い、決済が確定したら商品を発送
  • 購入者が商品を受け取り完了→入金
  • カード会社の引き落とし日までに、購入代金分を口座に入金

箱や付属品、あればシリアル番号を写真に撮り、タイトルにモデル名を明記すると検索ヒット率が上がります。
そしてできるだけ高く売るためには、新品状態をキレイに保ってください。

この方法は、現金を入手するまで早くても数日かかる点に注意してください。
そして値下げ交渉や相手との面倒なやり取りも発生します。

自分で現金化でよくあるトラブル事例

  • 中古店で箱にわずかなキズがあり、想定より減額された
  • フリマアプリで発送後に「動かない」「届かない」など、返品要求があり対応に困った
  • 高額商品を着払い発送したところ、受取拒否で返送され、送料負担が発生した
  • 購入者が受取評価を放置し売上がロックされた
  • 同一モデルを短期間に何台も売り、転売規制でアカウントが利用制限を受けた
  • 普段買わない高額商品を何度も買い、カード会社に現金化を疑われた

一番ダメージがでかいのが、カード会社の利用停止ペナルティを受けてしまうこと。
自分でクレジットカード現金化をすると、バレやすくなります。
一度行ったら、しばらく期間を開け、何度も現金化のための商品購入することは避けてください。

現金化は違法なのか?

クレジットカード現金化は法律上グレーと言われています。
クレジットカード現金化自体を直接禁止する法律はありません。
利用した金額をちゃんとカード会社に返済すれば、利用者が逮捕されることはまずありません。

一方で、利用者でも行為次第で違法認定されるケースがあります。
以下で利用者側の違法リスクと、業者の摘発例をご紹介します。

利用者が違法に問われるケース①利用代金を支払う意思がない

購入時から代金を支払う意思がなく、クレジットカードで商品を購入すると詐欺罪の可能性があります。

例えば支払能力がないことを隠して高額家電をクレジットカードで購入し、転売益を生活費に充当したうえで代金を踏み倒せば、加盟店・カード会社双方を欺いたとして詐欺罪になる可能性があります。
カード会社の規約違反だけでなく刑事責任まで問われる点に注意してください。

一方、代金を期日どおり支払う意思・能力があり、その後転売や現金化を行うだけであれば、詐欺罪には当たりません。
しかしあとで説明する、カード会社の利用規約違反であり、発覚すると利用停止ペナルティの対象になります。

利用者が違法に問われるケース②他人名義のカード使用

他人名義のクレジットカードで現金化を行うと、詐欺罪、窃盗罪に該当します。
他人のカード情報を用いて、加盟店とカード会社を欺き商品を入手し現金を得れば、「財物を交付させた」構成要件を満たすと解釈されます。
さらに、カード本体や番号を無断取得した時点で窃盗罪(刑法235条)が成立します。
不正入手したカード番号をオンラインで入力すると、電子計算機使用詐欺罪(刑法246条の2)不正アクセス禁止法違反が成立する余地もあります。

以上のように、他人名義のカードで現金化を行うと「詐欺+窃盗+不正アクセス」という、いくつもの罪状が重なる重い刑事罰になるため、決して行ってはいけません。

過去の現金化業者の摘発事例

トラストオブファイブ(2022年・出資法違反)

警視庁は現金化サイトを運営していた株式会社トラストオブファイブの社長らを出資法違反(超高金利)容疑で逮捕しました。

「安心くん」など運営5サイトを通じて、約5,900人から23億円超を集め、年利換算で100%を超える手数料を徴収していたと報じられています。
トラストオブファイブは「最高換金率98%」「入金は最短10分」など高換金率と即日入金をうたって利用者を勧誘していました。

出資法違反で逮捕(2025年)

警視庁生は2025年4月、高金利で現金を貸し付けたとして、出資法違反(超高金利)容疑で逮捕しました。

捜査関係者によれば2017年以降、約1万7千人に計85億円を貸し付け、約25億円の利息を得た疑いがあります。
「最大換金率100%」など、以上の高換金率をうたって利用者を勧誘していました。

利用者が学ぶべきポイント

過去の逮捕事例では、利用者の逮捕は現在のところ見つかりません。

そして業者の逮捕容疑は「出資法違反」です。
クレジットカード現金化は直接の違法ではありません。
相場を大幅に超える高換金率をうたう業者は要警戒です。

会社所在地・古物商許可番号・固定電話の有無を確認し、不明瞭な業者は避けましょう。

見積もり段階で総受取額を提示してもらい、スクリーンショットで保存することがトラブル防止に有効です。
初回は少額でお試し利用し、実際の着金を確認してから高額取引へ進むようにしてください。

なぜカード会社は現金化を禁止しているのか?

なぜカード会社は現金化を禁止しているのか

カード会社がクレジットカードの現金化を利用規約で禁止している理由は「貸し倒れ」を防ぐのが大きな目的です。

「貸し倒れ」とは後払いの約束が果たされず損失になることをいいます。
クレジットカードを使って商品を購入した場合、その代金はカード会社が支払いを行うので、カード会社は一時的に利用者に対してお金を貸している状態になります。

つまり、貸し倒れが起こるとカード会社は代金の回収ができなくなり、損失を被ることになるので利用規約で現金化を禁止しています。

クレジットカード現金化はなぜバレるのか?

クレジットカードの現金化が発覚してしまう理由は、自動検知システムによって怪しい取引などをしていないかなどを常に監視されているためです。

このシステムに引っ掛かってしまうとカード会社から電話がきて、不正利用していないかの質問をされます。

電話での対応や回答内容によっては、利用停止になってしまうこともあるので現金化をしていないことを丁寧に説明するようにしましょう。

カードローンやキャッシングとの違い

クレジットカード現金化はショッピング枠を転売して現金を得る方法です。

一方でカードローンとキャッシングは金融機関から直接お金を借りるサービスです。
仕組みが違うため審査難易度や金利・リスクも大きく異なります。

項目 現金化 キャッシング カードローン
審査 不要 カード発行時に実施 申込ごとに実施
必要書類 身分証アップロードのみ 本人確認書類と収入証明書 本人確認書類と収入証明書
利用可能枠 ショッピング枠の残高まで キャッシング枠(10〜100万円程度) 契約限度額(最大500万円程度)
返済期間 カード請求日まで 翌月一括〜リボ払い 最長10年程度

例えば10万円を現金化し換金率75%なら手数料相当のコストは2万5千円です。

キャッシングの金利年18%・30日借りると利息は約1,500円。
カードローンの金利年10%なら約820円となり数字上の差は歴然です。

手軽さについては、クレジットカード現金化はオンラインで完結するため、手続き完了から着金まで、最短30分~数時間で済むケースが多く、即日性では、キャッシングやカードローンより優位に立ちます。

例えばキャッシングやカードローンは審査が必要で、数日~2週間程度時間がかかります。
そして、職場に在籍確認が行われるのが一般的です。
そのため同僚にバレるのを嫌がり、審査や在籍確認がないクレジットカード現金化が選ばれる理由にもなっています。

リスクとコストを踏まえた選択基準

  • 金利コストを最優先するなら低金利カードローンが有利
  • 審査落ちや総量規制で借入できないときは現金化が選択肢
  • 口座に急ぎで現金を入れたいが借入記録を残したくない場合も現金化
  • 少額をすぐATMで引き出すならキャッシングがシンプル
  • 返済遅延やカード停止のリスクを避けたい場合は利用額を翌月一括で返済できる範囲にとどめる

例えば次回給与で確実に返済できる3万円ならキャッシングで十分ですが、50万円超のまとまった資金が必要で低金利を重視するならカードローンの方が総支払額を抑えられます。

しかし、キャッシングやカードローンは信用情報に借入記録として残るため、住宅ローン審査など大きな借り入れ予定がある場合は不利になります。
そのため、信用情報に残したくない人はクレジットカード現金化を選ぶことがあります。

クレジットカード現金化に関するよくある質問

クレジットカード現金化に関するよくある質問

クレジットカード現金化を行う前に知っておきたい、疑問や質問をご紹介します。
クレジットカード現金化を行う際には、ぜひ参考にしてみてください。

カード会社に現金化がバレるとどうなる?
カード会社にクレジットカードを現金化していることがバレてしまうと、カードの利用を止められることがあります。
利用停止になるだけでなく、今後同じ会社でクレジットカードを作れなくなる可能性も高いです。
また、カードの支払い残高を一括請求されることも。
カード会社に現金化がバレることには、様々なデメリットが存在します。
日常生活に支障を来さないためにも、クレジットカード現金化はカード会社にバレにくい、専門業者を使うと良いでしょう。
クレジットカード現金化で利用停止になりにくい方法はある?
クレジットカードの利用停止を防ぐためには、カード会社に現金化を行っていることを知られないようにする必要があります。
換金率の高い商品の売買による現金化は、事例が多いことからカード会社にバレやすいです。
特に普段、換金率の高い商品を購入する方は要注意。
一方、現金化がバレにくい方法には専門業者の利用が挙げられます。
入手したい現金の額が多い方や、頻繁に現金化を行う予定がある方は専門業者を使ってクレジットカードの現金化を行いましょう。
クレジットカード現金化に必要な時間は?
クレジットカード現金化に必要な時間は、利用する手段によって異なります。
まず自分で現金化を行う場合は、1日〜1週間程度が目安。
数日単位で時間が必要なのは、商品を購入するための移動時間やお店の営業時間内に売買を行う必要があるためです。
特に通販で商品を購入し、現金化する場合には長い時間がかかります。
一方で現金化専門業者を利用する場合は、30分〜1時間程度で現金化ができることも。
すぐに現金を手に入れたい方は、現金化専門業者の利用をおすすめします。
クレジットカード現金化は家族にバレない?
専門業者を使ったクレジットカード現金化はローンと違い審査がないため、家族にバレにくいと言えます。
また専門業者を利用した場合の多くは、利用明細に残る名前が業者の名前です。
購入した商品や利用場所がわかりにくく、家族にバレることは少ないでしょう。
自分で現金化を行った場合は、商品を購入した店舗の名前が利用明細に記載されます。
いずれにしても、利用明細から現金化を行っていることはバレにくいです。
家族のカードを利用した現金化は、バレてしまう可能性もあるためおすすめはできません。
クレジットカード現金化はどこを利用すればいい?
インパクト、どんなときもクレジット、あんしんクレジットが特におすすめのクレジットカード現金化業者です。
クレジットカード現金化業者を利用しようにも数多くの業者が存在いますし、悪徳な業者もあると聞くので、どこを利用するのがいいのか迷ってしまうかと思います。
当サイトで紹介する優良業者を利用すれば安全に現金化することできますので、ご活用ください。
いくらまで利用できるの?
クレジットカードのショッピング枠の残高によって利用できる金額は変わります。
30万円あれば30万円、50万円あれば50万円が上限になります。

しかし、現金化業者を利用する場合は手数料が発生するので、実際に手に入る現金はショッピング枠の60%~90%になります。
誰でも現金化できるの?
クレジットカード現金化は、有効期限内のクレジットカードを所有し、ショッピング枠に残高があれば誰でも利用することができます。

注意点として、デビットカードはクレジットカードと違い即時決済システムなので、現金化を行うことはできません。
トラブルに巻き込まれる心配はないか?
クレジットカードの現金化はあくまでカード会社が利用規約で禁止しているものであり、法律に違反しているわけではありません。

そのため、警察が介入したり逮捕されるようなリスクはほぼありません。

しかし、クレジットカードの現金化でのトラブルは起きる可能性があり、過去にも悪徳業者を利用して詐欺にあったり、個人情報を悪用されるなどの事例もあります。

そのような事態を防ぐためには、利用する業者を現金化ランキングや口コミなどで評判の良い業者を選択することが大切です。

クレジットカード現金化のまとめ

クレジットカード現金化のまとめ

今回はクレジットカード現金化の仕組みや方法をご紹介しました。
クレジットカード現金化を行う際に抑えておきたいポイントは以下の通りです。

クレジットカード現金化のポイント

  • カードがあれば誰でも現金化ができる
  • 現金化は審査無しでお金を手に入れられる
  • カード会社では利用規約で禁止している
  • カード会社にバレると利用停止などのペナルティ
  • 安全性が高いのはネット型業者の利用

クレジットカードの現金化を行う際は、カード会社に現金化したことをバレないように行わなければいけません。

自分一人で現金化を行うよりも、現金化業者を利用する方がリスクは低いので、初めて行う人は業者を利用し、まずは小額から始めるのがおすすめです。

この記事を書いた人

私はクレジットカード関連業務に長く携わった関係で、クレジットカード現金化について詳しい知識を持っています。多くのWebサイトで、クレジットカード関連の記事を執筆し、読者に役立つ情報を提供しています。

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