クレジットカード現金化で本人確認不要の業者は危険!必要な理由を解説

クレジットカード現金化は「本人確認が必須」になっている理由とは?

「クレジットカードを現金化する時って、どうして本人確認が必要なの?」
「身分証を提示するのって危険?」
「現金化する時の優良業者の見極め方について知りたい」

本記事では、上記の疑問や要望にお答えします。

クレジットカードを現金化する時に提出を求められるのが本人確認です。
しかし、なぜ本人確認が必要なのか理解しないと不安ですよね。

そこで、ここからは本人確認が必要な理由や、本人確認を必要としない業者を利用する場合のリスクなどについて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。

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このページの筆者:平山金一

目次

クレジットカード現金化利用で本人確認が必須の理由とは?

クレジットカード現金化利用で本人確認が必須の理由とは?

クレジットカード現金化は、本人確認をしないと後々トラブルに発展する可能性があります。

ここでは、本人確認が必須となる理由について具体的にご紹介します。

不正な換金防止のため

最も大きな理由として、「不正な現金化を防ぐため」が挙げられます。

業者側にとって最も避けたいのが、クレジットカードを不正利用して現金化する行為です。

利用者がクレジットカードを不正利用した場合、業者側もトラブルに巻き込まれる可能性があるからです。

そうなると、ムダな時間や労力が発生するため、適正な運営が出来なくなります。
効率化を望む業者からすれば、信頼できる利用者かどうかを判断してリスク回避したいと考えるのは当然です。

現金化優良店であるほど本人確認はきちんとしています。

法律上の義務

クレジットカードを現金化する時に本人確認が必要になるのは、そもそも法律で決まっているから。

クレジットカードの現金化で適用されるのは「古物営業法」という法律です。

古物営業法には、具体的に下記の項目が明記されています。

  • 中古品を買い取るとき、買取業者は売り手側に本人確認をしなくてはいけない
  • 盗品等の売買を防止するために、営業するにあたって免許が必要となる

参考:e-Gov 法令検索 古物営業法

このように明記されており、業者側は法律に則り本人確認をしているわけですから、本人確認をすることは当然の義務と言えます。

クレジットカードの現金化の流れは具体的に下記の通りです。

クレジットカード現金化の流れ

  1. メールや電話、LINEなどでクレジットカード現金化の申込みをする
  2. 業者から本人確認の電話がかかってくる
  3. 業者が指定したサイト内にて指定された商品を購入する
  4. 業者が商品の購入を確認できると、利用者に現金が入金される
  5. 業者が商品を受け取り取引完了

上記の流れでクレジットカードの現金化を行うことが出来ます。
このように、本人確認が行われるのは取引開始直後であることがわかります。

身分証提出による本人確認は始めから決まっているため、いつでも提出できるよう用意しておくとスムーズです。

キャッシュバック方式でも不正利用防止目的で本人確認がある

古物営業法が適用されるのは、上記のような買取方式で現金化する場合です。
キャッシュバック方式の場合、買取を行わないため古物営業法は関係ありません。

でも不正利用の防止目的のために、やはり本人確認は行われます。
そのため、クレジットカード現金化をするときは、現金化方式に関係なく、本人確認があると思ってください。

クレジットカード現金化の仕組みの違いなどについては、こちらのページで詳しく解説しています。
クレジットカード現金化とは?仕組みや流れを詳しく解説!

クレジットカード現金化で本人確認に必要な身分証など

本人確認で必要な書類はなに?

では、どのような書類を提出すると本人確認として認められるのでしょうか。
ここから、具体的に紹介します。

顔写真付きの身分証明書

顔写真付きの身分証明書が必要になります。

例えば、

  • パスポート
  • 運転免許証など

などが挙げられます。
公的に発行された、顔付きの身分証を確認することで、本人かどうかを正確に判断することができるわけですね。

本人の写真

次に必要になるのは、本人の画像写真です。
スマートフォンなどのカメラ機能を使用して、自撮りし、業者に送ります。

業者は、提出された身分証と顔写真を照合しながら本人確認を行います。
自撮りする際は業者に理解してもらうため、帽子やマスクなどを外し、指定された通り鮮明に撮影してください。

現金化に使うクレジットカード情報

クレジットカードが本人のものか確認する業者もあります。
これは家族などのなりすましや他人が盗んだクレカ情報を元に、現金化を行うのを防ぐためです。
本人名義のクレジットカードしか現金化を受け付けないため、カードの写真が必要な場合もあるんです。

現金の受け取りに使う銀行口座情報

なりすましによる不正利用を防ぐため、現金の受け取りに使う銀行口座情報も確認されます。
これも本人名義の必要があるので、家族名義でも利用できないから注意してください。

実際に現金の振込先として利用するため、本人確認以外でも必要な情報です。
だからあらかじめ手元に通帳などを用意しておくと、手続がスムーズになります。

連絡用の電話番号やメールアドレス

多くのクレジットカード現金化業者では、Web申し込みでも、折り返しの電話連絡があります。
これは本人確認だけではなく、現金化の流れや注意点の説明、意思確認の意味もあるから。
そのため、連絡用の電話番号も必要な情報です。
さらに申し込み内容などの連絡用として、メールアドレスが必要な場合もあります。

クレジットカード現金化で本人確認不要の業者は詐欺!?リスクを解説

本人確認なし業者を利用するリスク

本人確認の必要性については理解して頂けたかと思いますが「やはり個人情報を提出するのは少し抵抗がある…」といった不安を抱く方も多いはず。

しかし、本人確認を行わない業者を利用する方が、かえってリスクが高くなるで注意が必要です。

なぜリスクがあるのか、詳しく解説していきます。

違法業者の可能性

本人確認を怠っている業者は違法営業している可能性があります。

前述の通り、中古品を買取るクレジットカード現金化を行う際には、本人確認をすることが法律で義務化されているからです。

つまり、本人確認をしないと違法になるということです。

そのため、本人確認をしてこない業者は、「営業免許を取得していない」もしくは「本来すべき業務を怠っている」可能性が極めて高いということになります。

詐欺に近い運営をしている業者も多く存在するため、のちにトラブルに発展する場合があるため、絶対に利用しないようにしましょう。

お金を騙し取られる可能性がある

お金を騙し取られる、といったケースも多く報告されています。
詐欺目的の業者は、お金を騙し取った直後、連絡が取れなくなる可能性があります。

例えば、商品だけ購入したはいいが、そこから入金されることはなく、業者と連絡がつかなくなるというケースがあります。

特に違法業者は法律を無視した営業をしていますので、騙されてしまうリスクが高いです。

個人情報が流出する可能性がある

本人確認をないがしろにする業者は、個人情報を流出させる恐れがあります。
というのも、本来の営業目的である「現金化サポート」ではなく、「クレジットカードなどの情報を抜き取る」ケースがあるからです。

万が一クレジットカードの個人情報が流出してしまうと不正に利用され、多額のお金を請求されるという最悪の事態を招いてしまいます。

そのため、本人確認を怠るような業者を利用するのはやめておきましょう。

手続きに時間がかかる

このような業者を利用すると、現金化までに相当な時間を要する場合があります。
違法な換金業者を利用すると、入金までに時間がかかることがあります。

その理由として、以下のような点が考えられます。

①手続きの不透明さ

違法業者は合法的な業者とは異なり、入金プロセスが不透明で明確な手続きが整っていない場合があります。

そのため、手続きが遅れることが多いです。

②法的リスクの回避

違法業者は、摘発を避けるために取引を複雑化させるなどし、時間をかけて慎重に進めることがあります。

これにより、入金までの時間が長引くことがあります。

③資金の不正流用や不足

違法業者は運営資金が不安定なことが多く、他の目的に資金を流用している場合があります。

このような状況では、すぐに入金できるだけの資金が手元にないことがあり、結果として入金が遅れることがあります。

④サポート体制が整っていない

電話ではなくメールでやり取りをする場合、返信するまで相当時間がかかります。

返信があればいい方ですが、場合によっては返信がないことも多々あります。
特に違法業者は、メールのような痕跡を残すことを嫌がる性質があります。

クレジットカード現金化業者を使わなくても本人確認は必要

クレジットカード現金化に業者を使う場合、本人確認が必要です。
でも情報を教えるのが不安だと、業者を使わない場合はどうなのか気になりますよね。
ですが業者ではなく、自分で現金化する場合も本人確認は必要なんです。

リサイクルショップや質屋、金券ショップなどを利用する場合も、古物営業法があるため本人確認は必須になります。
フリマアプリやネットオークションでも、利用するためには本人確認が必要です。
もちろん出品代行業者を利用する際も、本人確認は行われます。

家族や知り合いの買い物代行ならば、本人確認不要でクレジットカード現金化ができます。
買い物代金をクレジットカードで支払い、知り合いからは現金で受け取るやり方です。

他にも飲み会の支払いをまとめてクレカで行い、参加者から費用を現金で受け取る方法も本人確認不要です。
でも必要な時に利用できるとは限らないので、基本的に業者を使わなくても本人確認は必要だと思ってください。

クレジットカード現金化で本人確認の電話があるのは優良業者

現金化の申込みをしている最中に突然、業者から電話がかかってくると、驚くかもしれません。

しかし、本人確認のために電話連絡してくる業者の方が信頼性は高いです。

ここから、具体的な理由を解説します。

本人確認をするために電話連絡をしてくる業者が安全とされる理由は、以下のような点が挙げられます。

①本人確認の徹底

電話での本人確認を行うことで、第三者による不正利用を防ぎ取引が正当なものかを確かめることができます。

これは、利用者が自分自身であることを確認するための重要な手段であり、詐欺やトラブルを未然に防ぐための措置です。

②信頼性の向上

本人確認の手続きをしっかりと行う業者は、顧客情報を適切に管理し悪用しないという姿勢を示しています。

こうしたプロセスを通じて、業者としての信頼性が高まります。

③法的義務の履行

多くの業界では、本人確認を行うことが法律で義務付けられています。

電話連絡による本人確認を行っている業者は、法的な義務を遵守していることが示され、法令を守っている業者と判断できます。

④トラブルの未然防止

取引において本人確認を徹底することで、誤った取引や不正な取引が発生するリスクを減らし、トラブルを未然に防ぐことができます。

これにより、利用者にとっても安全で安心な取引が期待できます。

この事からわかる通り、クレジットカードを現金化するにあたって最も重要なポイントは「業者選び」にあるといえます。

その際、口コミや取引実績などをチェックしながら、優良業者を選ぶことが大切です。

クレジットカード現金化で本人確認を簡単に済ませる方法

クレジットカード現金化では、本人確認は必須です。
安全のためだと思えば仕方ありませんが、申し込み後の電話連絡が問題。
電話を待ったり対応する手間が面倒なので、できるだけ簡単に済ませたいもの。
そこでおすすめなのが、電話確認がない業者を利用する方法です。

多くのクレジットカード現金化業者では、本人確認の際に現金化の流れや注意点の説明も行います。
だから電話連絡が必須という業者が多いものの、中には電話連絡なしの業者もあるんです。
優良現金化業者の中では、「いいねキャッシュ」や「ナンバーワンキャッシュ」が電話確認がありません。

身分証明書のアップロードなど、本人確認は行っているので安全性は同じです。
折り返しの電話に出る必要が無いだけでも、手間が大幅に減ります。
仕事中に手続を終えたい場合など、本人確認を簡単に済ませたい場合におすすめです。

電話確認なしで利用できる現金化業者については、こちらで詳しく解説しています。
電話確認なしでクレジットカード現金化はできる?

クレジットカード現金化の本人確認に関するよくある質問

クレジットカード現金化の本人確認に関するよくある質問

本人確認不要な場合って?
2回目以降の利用、キャッシュバック型、立て替え型のいずれかの場合です。
クレジットカードの現金化を行う時の本人確認は、原則初回利用時のみとなります。そのため、2回目からは本人確認が省略されるようになります。
また、キャッシュバック型を利用する場合も本人確認は不要になります。
キャッシュバック型とは、カード決済で商品を購入した際の特典として、現金でのキャッシュバックを受けられるというものです。
買取式のような業者とのやり取りが発生せず、古物営業法の対象外となるからです。
建て替え型とは、家族や友人が買い物などでお金を支払う時に代わりにカードで立て替えて支払い、あとで現金をもらう方法になります。
家族のお使いを頼まれたときや、複数人での飲み会をするときなどに発生する可能性があります。
現金化するときに教えるべき情報って何?
提供する必要のある情報は、具体的に下記のとおりです。
  • 氏名
  • 住所
  • メールアドレス
  • 電話番号
  • 希望金額
  • 顔写真付き身分証

住所や身分証を提示することに不安を覚える方もいるかも知れませんが、前述の通り優良な業者である可能性が高いので心配しなくて大丈夫です。
ただし、クレジットカードの裏面の写真を送るようにいわれた場合は、注意が必要になります。
セキュリティコードを読み取ろうとしている可能性があるため、そのような業者は利用しないほうが安全です。
現金化できるカード会社は決まっているの?
現金化業者を利用する場合、その業者が契約している決済代行会社によって違います。
基本的には国際ブランドが付いたカードであれば利用可能で、その中でもVISA、Master card、JCBの3種類ほぼ間違いなく利用できます。
アメックスとダイナースは業者によっては対応していない場合もありますので事前に問い合わせるといいでしょう。

クレジットカード現金化本人確認のまとめ

クレジットカード現金化本人確認のまとめ

このページではクレジットカード現金化について説明してきました。

クレジットカード現金化を行うときは、電話で本人確認をする優良業者を利用すれば安心して取引をすることができますよ。

今回の重要ポイントを整理します。

本人確認についてのポイント

  • クレジットカード現金化に必要な本人確認では、提出した身分証や画像写真などが必要になる
  • 電話での本人確認をしてこない業者は、法律違反をしている可能性が高い
  • 本人確認は2回目以降の利用やキャッシュバック型などのときには不要になる

本記事を参考に、クレジットカードを現金化するときは業者選びに注意してくださいね。

この記事を書いた人

私はクレジットカード関連業務に長く携わった関係で、クレジットカード現金化について詳しい知識を持っています。多くのWebサイトで、クレジットカード関連の記事を執筆し、読者に役立つ情報を提供しています。

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